手太陰肺経のツボ:天府(てんぷ)ー五十肩、肩、腕の痛み 2019-03-12T07:09:08Z

手太陰肺経のツボ:天府(てんぷ)ー五十肩、肩、腕の痛み

手の太陰肺経:天府
手の太陰肺経:天府



よく使われる有名なツボからなかなか日が当たらないツボまでありますが、ツボはグループになっていますので、今回も肺経のツボの続きになります。


五十肩や肩の運動痛、神経痛など肩関節周囲に関わる肺経の天府

肩を動かす筋肉として三角筋、上腕二頭筋、大胸筋などの筋肉があるため、五十肩や肩関節のケガの治療に使われます。

「由来」

「天」は身体の上部、臓腑で一番高い所にある肺の意味
「府」は全身の諸気が集まる肺の意味

「取穴:探し方」

手の太陰肺経:天府のイラスト
天府の取り方

①腋窩(脇)横紋から肘に向かって3寸、三角筋の内縁
②肘を曲げてできる横紋から肩に向かって6寸、上腕二頭筋外側
③腕を前に伸ばして顔を当て、鼻先が当たった所

どれも少しわかりにくい表現でが、①~③の中でしっくりくるものでいいと思います。

「こんな症状に天府穴」

肺経ですから呼吸に関わる疾患以外にこのツボは、肩を動かす三角筋と肘を動かす上腕二頭筋の境にあるツボで、肘の親指側前面につながっていきますので肘と肩の動きに関連し、肘から上腕に痛みがある五十肩や野球肩などで上腕二頭筋や三角筋などが硬くなって痛みを起こしているなど、首や肩、上腕など運動器の痛みにも使われます。

おわり

胸から始まって手までつながるのか肺経で、肩を使うことの多い仕事やスポーツでは重要となります。胸の筋肉や肩の前に痛みや疲労感、違和感がある場合は経脈だけでなく経
線、経筋と呼ばれる腕から肩へつながるラインからも手や肘の問題が肩に影響していることも考えられますし、また、その逆もあります。
肩に痛みがある場合、痛みのあるところに意識がいきますが、東洋医学的なアプローチで
鍼灸・マッサージなどの理学療法を行う場合、肩の痛みのある局所と全体の動きからバランスと連動する繋がりなどをチェックして施術を行います。

なかなか治らない、すぐに再発するなどがあれば東洋医学的なアプローチの施術を受けてみてください。

※参考:針灸学(経穴編)、まんが経穴入門、図解経筋学基礎と臨床、鍼灸治療基礎学

このブログを書きながら聴いてる1曲をご紹介

アーティスト:ONE OK ROCK
曲名:Letting Go
Album:Eye Of The Storm
Release:2019